スナメリウォッチング【前島】
スナメリは瀬戸内海に生息する唯一の哺乳類。世界で一番小さいくじらの仲間です。
瀬戸内海は日本では最大のスナメリ生息海域ですが、近年その数を極端に減らしています。そんな中でも牛窓周辺海域は比較的多くのスナメリが生息しているといわれています。とはいえ、絶対数が少ないので頻繁に目撃されるわけではありません。
前島にはスナメリ遭遇の確率が高いポイントがいくつかあります。初めての方でもわかりやすい場所は、島の東側を一周するグリーンロードにある公衆トイレのあたりです。トイレ横のブッシュを分け入るように海側へ歩くとすぐに視界が開けます。適当なところから、海を眺めていると運が良ければ息継ぎに水面に現れたスナメリの姿を目撃できます。
※足場が非常に悪くなっていますので、適した靴や服装でお出かけください。
海ホタル・夜光虫ウォッチング【前島】
日が暮れたあと、島の砂浜や海岸で海を見ていると水面が青白く光って見えることがあります。海ホタルや夜光虫の発光現象です。
海ホタルと夜光虫は生物としての種が違いますが、どちらも水温の高い時期に数が増え活発に行動します。なるべく灯りのない暗いところの方が見やすいですが、夜の浜辺は足元に十分注意してください
大坂城築城残石群・展望台【前島】
前島の展望台のそばに、江戸時代初期に徳川家により再建された大坂城の石垣を切り出した丁場の遺跡があります。切り出した巨岩が今でもあたり一面に転がっていて迫力があります。展望台と合わせてご覧になることをお奨めします。
夕陽公園【前島】
牛窓は夕陽百選に選ばれていてあちこちに夕陽スポットがありますが、前島からの夕陽がダントツに素晴らしいです。島の西側に夕陽を見るために作られた公園がありますので落陽の時間を調べて、ぜひ、つかの間の夕陽劇場を楽しんでください。
牛窓オリーブ園【牛窓】
牛窓はオリーブの栽培でも有名です。山の上にあるオリーブ園は10ヘクタールの広さに約2000本のオリーブが栽培されています。丘陵の頂にあるオリーブショップと広場からは、眼前に前島が一望できます。晴れた日には、小豆島と四国の山々、明石海峡大橋や瀬戸大橋も望めます。島に来る前、島に来た後、どちらでもお好みで立ち寄って前島を俯瞰してみてください。